環境負荷への取り組み
SUSTAINABILITY

加賀製紙は、地元の稲わらを活用した板紙作りから始まりました。
抄紙には、たくさんの水や熱等のエネルギーが必要となり、完成品の輸送にもコストがかかります。そこで、広い水田と豊かな地下水があり、交通利便性の高いこの地に工場を設けました。
以来、地域の恵みを活かし発展してきたことから、地域とともに歩む持続可能な事業運営を大切にしています。
以下は、加賀製紙が事業に取り入れている主な取り組みです。
FSCマーク
健全な森林保全と利用を提唱する国際機関FSC®の理念に賛同し、CoC認証を取得してFSC®森林認証紙、紙製品の普及を推進しています。
SDGsマーク

加賀製紙株式会社は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

1. 地産地消の資源循環

県内の家庭及び事業所等
から
回収された
紙リサイクル資源を古紙原料として調達

板紙の主原料を稲わらから古紙に切り替えた1976年以降、近年の情報流通のデジタルシフトに伴い、新聞・雑誌古紙の発生量は急激な低下傾向にあります。
行政(石川県・金沢市環境局)や地域の古紙問屋様と協力し、家庭や事業所系から廃棄される燃やすゴミの中から紙資源を掘り起こすなど、三位一体で資源循環の定着化を図りながら安定調達を実現しています。
県民の皆様の協力で集まった古紙で製造した板紙は、石川県エコ・リサイクル製品としても認定されています。

毎日様々な古紙を載せたトラックが台貫を行き来しています

山積みの古紙も日々板紙に生まれ変わります

2. 水と生態系の保全

製紙には地下水を活用
排水処理で透き通るまで
浄化して川へ

製紙には膨大な水が必要となります。加賀製紙では白山からの豊富な地下水を活用。利用後の水は、細かなパルプの繊維が溶けているため、敷地内の高品質な排水設備で透き通るまで浄化します。
まずは、クラリファイヤー(凝集沈殿池)で微細遷移繊維を沈殿させて取り出し、上澄みの水は微生物の力を利用したバイオフリンジ・三相流動槽で溶け込んだ汚れをさらに浄化、金沢市の排水環境基準値を満たして川へ戻します。

地下水の井戸は社内に9箇所、災害時協力井戸としても登録

クラリファイヤー(凝集沈澱池)

バイオフリンジ・三相流動槽

沈澱槽

3. 再生エネルギーの活用と大気汚染防止

非化石エネルギーである
RPFボイラーを導入し
熱を供給
排ガスはバグフィルターでクリーン化

抄紙には大量の熱も必要となります。加賀製紙では以前から、ボイラーの排煙は排煙脱硫装置でNOx(窒素酸化物)を99%以上除去していましたが、新たに産業廃棄物の紙くず、木くず、繊維くず、廃プラスチックを原料とした非化石エネルギーであるRPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)を燃料とするボイラーを導入。燃焼時に発生しうる微細な粉じん等も逃さないようバグフィルターで除去し、排煙を極限までクリーン化できるよう努めています。

ボイラーの全体像

燃料室へRPFを自動で送る定量供給装置

管理室で運転状況を日々監視、調整

日々入荷するRPFをメーカーごとにサンプリング

蒸気は無駄なく
工場内に循環され、
発電にも活用

蒸気は無駄なく有効活用しています。
蒸気タービン・発電機で社内で使用する約15%の電力をまかない、発電後の蒸気を生産設備で使用することでエネルギー効率を最大化。
その他、工場内の暖房等にも活用しています。

蒸気タービン・発電機

食堂や休憩室の電力にも活用

ご依頼・お問い合わせ
Contact

加賀製紙へのご依頼・お問い合わせはこちらから受け付けしております。
また加賀製紙の板紙を使用した製品の開発、
ご購入を検討されている場合は、代理店をご紹介させていただく事も可能です。
よくあるご質問もまとめておりますので、ご活用ください。